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5D Mark4(5D4)の新機能デュアルピクセルRAW(DPRAW)の解説

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CANONが宣言していたデュアルピクセルRAWファイル(Dual Pixel Raw•DPRaw)は、本当の意味で皆がハッピーになれる機能のようです。撮影が終わった後でも画像処理によって、大事なところなのでもう一回。

最新情報はトップページより確認してください。

もうすでに撮影が終了しているシーンを後処理で、撮影者や写真鑑賞者がハッピーになれる機能。それがデュアルピクセルRAWなんです。

5DMark4発表特設記事は新しく書きなおしました。最下部にリンクあり

まずは現在の5DMark4最新のスペック情報を掲載しておきます。おそらくこの情報で確定なのでは?などと言われている情報です。

  • キヤノンEOS 5D Mark IVのスペックは次の通り- 有効30.4MP CMOS センサー
    - デュアルピクセルCMOS AF
    - これまでに無い後処理の調整が可能なデュアルピクセルRAWファイル
    - AFは61点
    - 150000ピクセルRGB+IR測光センサー
    - アンチフリッカー
    - 連写は7コマ/秒
    - ISO100-102400(拡張感度)
    - タッチパネル
    - 防塵防滴仕様
    - 動画は4K 30fps
    - 4K動画から8MPのJPEGのスチル画像を切り出し可能
    - スローモーション用の120fpsのHD動画
    - タイムラプスムービー
    - GPS内蔵
    - Wi-Fi、NFC
    - メディアはSD/SDHC/SDXCとコンパクトフラッシュTypeII
    - USB3.0端子、HDMI端子
    - 大きさ150.7mm x 116.4mm x 75.9mm
    - 重さ890g
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デュアルピクセルRAWとは?

デュアルピクセルRAWファイルとは、デュアルピクセルCMOSによって撮影された画像に通常視点と位相差AF処理に使っている位相差情報を持った特別なRAWファイルのことです。

デュアルピクセルRAWではどんな機能が使えるの?

イメージマイクロアジャスト(Image Micro Adjust)

この機能は、特別なRAWファイルの持つ通常視点と位相差(視差情報)を元に、PC上であとからピントの位置を微調整できる機能のことで、あのLytloカメラの様な機能のスケールダウン版と考えると良さそうです。

機能紹介で、微調整とあるのでLytlo程の調整幅(Lytloの場合は決められたポイント何点かの情報を持っている)はないですが、微妙にピントが合っていない画像を後処理で、救済出来る機能だと推測します。

この機能は、ボケを多用した撮影をしていると気づけるとおもいますが、撮影している時に構図が変わらないように、微妙にカメラを体ごとシフトさせるとボケの表現も微妙に変化しているのが見て取れると、おもいますがまさしくそのシフト、あとから画像処理でやってしまう。そんな夢のような機能です。

ゴーストリダクション(Ghost Reduction)

この機能もボケシフトの応用で、やはりシフトさせる事によってゴーストやフレアといった、強い点光源をフレーム内に入れてしまった時に起こる現象を、シフトさせる事で抑制する機能です。もちろん表現としてわざと入れる場合もあるでしょうから、そういった時はこの機能を調整しなければ良いだけなのです。

デュアルピクセルRAWファイルも、時間と共に解析されて、いづれはLightroomなどでも調整出来るようにな!ば、もっと皆んながハッピーになれそうなものですが、そこはやはり、画像処理の先駆者たるAdobeに頑張って貰うしかないかと...

あとリークの中で地味に気になったのが、以前の投稿で予測していたDLO(デジタルレンズオプティマイザー)が5DMark4にも搭載されそうなのが、最高に嬉しいです。

この機能は、Nikonの場合は撮像素子の前面についているローパスフィルターのすぐ後ろに、そのローパスフィルターをキャンセルするフィルターを物理的に付けているんですが、CANONの場合はそのローパスキャンセルを後処理でやってしまおう。というのがDLOです。

この機能のおかげで、ローパスのキャンセルだけではなく、副作用的に絞り過ぎた場合に起こる光の回析を後処理で補正する効果もあるので、高解像度になってあまり絞らなくても回析が起きてしまうようになっているので、デジタル処理であとから補正出来るのは、CANONだけの特別な機能なので、こういう機能を体感できるのは非常にありがたいですよね。

DPP4(Digital Photo Professional)にバージョンアップされる

今回の新機能?であるDPRaw(デュアルピクセルRAW)の追加で、DPP4にメジャーバージョンアップすると思います。

今回のバージョンアップで、現像処理の高速化なども盛り込まれて、全体の見直しをして貰えれなければ、純正ソフトとしての優位性が保たれないのではないでしょうか?あと、微妙に使いづらいテザリング撮影のユーザーインターフェイスや、他の添付ソフトとの連携強化など、純正ソフトならではの機能追加をぜひしてもらいたい。

現状でもLightroomなどの、ソフト専業会社のソフトで現像と写真を管理している人も多いので、カメラだけではなくソフト面にももっと力を入れていただきたいですね。

2016/08/28追記

海外でDPRawファイルで調整をした画像のサンプルが掲載されていました。

5DMark4発売後の記事はこちら

海外のサイトにDPRawを使ってピント位置の微調整(デュアルピクセルRAWオプティマイザ)を行ったサンプル画像が公開されています。

EOS 5D Mark4発表:新機能DPRAW現像時にボケと解像感救済!ゴースト・フレアも低減デュアルピクセルRAWオプティマイザとは?

追記:ここまで

まとめ

Nikonが最新機種に意欲的に機能アップをしてきましたが、どちらかというと機械的に色々やっていた感じがありますが、そこはCANONもまた素晴らしいの一言で、自前で撮像素子を調達出来る強みを最大限にいかし、他社の真似をするのではなく、独自のハードウェアをベースにした独自な機能として発展させてけているのが、CANONなりのこれからの一眼レフ市場への答えなのかな?という印象をうけます。

しかし、価格が安くなるであろう5DMark3と、新機種の5DMark4を天秤にかけてから、購入しようとおもいましたが、搭載予定の機能を見ていると即予約して、早くバンバン撮影した方が幸せなカメライフを送れそうですね。

推測も入っていますが、早く5DMark4を使い倒したい。皆さんもamazonプライムに入って発売予約に備えましょう。

皆さんも良きカメライフを送ってください。

@de/foより。

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