Nikonオーナーであればご存知かと、思いますが。Nikonにもシフトレンズがあるんです。
CANONはすでにTS−E 17mmレンズを販売していて、Nikonオーナーの方たちは歯がゆい思いをしていたかと思われますが、ついにNikonにも超広角のティルト・シフトレンズが登場しそうです。
気になる登場時期ですが、ドイツのケルンで行われるカメラの祭典、フォトキナにて登場が予想されています。PC−E24mmはすでにありましたが、19mmの広角タイプでシフトできるレンズがあれば、建築写真を撮っている方にとっては朗報以外のなにもでもありませんね。
※画像は PC-E NIKKOR 24mm f/3.5D ED になります
CANONのシフトレンズの歴史は長く、Nikonはかなり遅れを撮っている印象があり、多くの建築写真家はデジタル納品が進んでからは、CANONにそのシェアを奪われ続けましたが、この度PC−E19mmが発売されるようなので、Nikonの逆襲が始まりそうです。
気になる価格は?
価格の方ですが、PC−E24mmの価格と、最近のレンズを価格を加味すると、おそらく30万円は超えてきそうな感じではあります。
建築写真業界に一石を投じられるか?
シフトレンズは、本来であれば4×5判など大判カメラで撮影されていましたが、デジタル納品が当たり前の昨今、その座を35mmフルサイズ、135フォーマットに受け渡しました。
フェーズワンなどの高価な機材を使えば、現在でも645フォーマットで撮影はできますが、正直そこまで機材に投資できるカメラマンや、写真家は少ないのではないでしょうか?
Nikon D810後継機は、7,000万画素とも8,000万画素になるとも言われていますから、ここがNikonの頑張りどきだと思うので、ぜひ高解像度画像素子に見合うレンズを発売して、CANONをギャフンと言わせていただきたいです。そうすればCANONも切磋琢磨して、ライバルNikonと勝負にでて、幻の高解像度全振りのCANON EOS 3Dを考えてくれるのではないでしょうか。
その際には、フィルムカメラも無くなったことですし、ネーミングルールを昔にもどして、EOS 3で販売してほしいものです。そうしないと3D撮影できる一眼レフカメラもと勘違いされてしまいますからねwww
PC NIKKOR 19mm f/4E EDとAF-S 70-200mm f/2.8E FL ED VRが発表され、発売日も決まりました。