第1回:ライティングとは何なのか?基本を学んで写真初心者を卒業しよう

わたしの考えるライティングとは影を主体とするもので、光によって出来た影をコントロールすることで写真の腕がまた一歩上達することでしょう。

やはり写真を取るからには写真用紙にプリントしてこそ写真です。

ステキな写真をプリントして誰かが笑顔になれる、そんな写真を取り続けて行きたいもんです。

新しくはじめるコンテンツとしてもっと写真のとり方を理解して、狙って撮れるようになればいいなぁ~位の気持ちでいますが、しっかりと伝わるように買いて行きたいと思っています。

もしもここが分かりづらいとか、この書き方だと理解出来ないなどありましたらコメントかお問合わせより教えていただけると助かります。

なにせ1人で書いているもんですから、色々と不備はあるかとは思いますが、極力分かりやすい表現と難しい言葉をなるべく使わないようにして書いていきますので、お付き合いくださいませ。

また、以前ブログとして書いているものもありますので、スピードライトについて手軽に知りたい方は見てくださいね。

写真を上手に?スピードライトのテクニックとストロボ撮影。

ストロボのライティングとは

ふだんの撮影で影が濃く出過ぎたり、せっかく我が子の笑顔を写真にのこせるタイミングだったに...なんてこと有りませんか?

ストロボ(スピードライト・フラッシュ・クリップオンライト)を使った撮影ですが、なれない内は邪魔だしまわりの視線を集めてしまって恥ずかしいこともあるかと思います。

しかし上手くライティングがハマるとカメラだけでは残すことの出来ないステキな写真を撮ることが出来てしまいます。

それには感覚というかセンスというか、自分のなかで気づきがあればきっと写真のこともカメラのことも今よりもっと好きになりますし、色んなシチュエーションにチャレンジしてみたくなったりします。

もしも今よりもっとと思えるなら、きっと思い通りの写真が撮れるようになりますよ。

ライティングとは太陽光の替わりに使う人工光源、それがストロボ

この項目は読み飛ばしてもだいじょうぶです。

ストロボは光の無い所に光を考えて置くことなんです。

屋外などでは太陽光をレフ板で反射させたり、モデルの向きを工夫してライティングを決めて行きます。

しかし室内には太陽光のような良質な光源はありません。

ストロボを使うようになる前は『閃光電球(フラッシュバルブ)』『写真用電球(レフランプ)』などの光源を使っていました。

しかし光は安定するものの通常のフィルムでは赤っぽく写ってしまうし、とくに高画質なリバーサルフィルムを使うときなどは色温度を替えてやる必要がありました。

そこでストロボの登場なんですが、一口にストロボと言っても呼び名が沢山あるので、ここでおさらいしておきましょう。

  • エレクトロニックフラッシュ
  • フラッシュ
  • クリップオンストロボ
  • クリップオンライト
  • ストロボ
  • モノブロックストロボ
  • ジェネレータストロボ

結構ありますね。

個人で使うレベルであればクリップオンタイプのストロボ以外の選択肢はありません。

モノブロックやジェネレータストロボはとても高価で中々ても出ませんし、買えたとしても持ち出して使うことも少ないでしょうから宝の持ち腐れです。

そこでオススメするのがスピードライトと呼ばれるクリップオンタイプのストロボがオススメなんです。

ストロボの場合は太陽光と同じような色特性もありますし、とても光がキレイなんです。

また色温度もわりと安定しているので、写真をとった後のデジタル現像の時の手間も減らすことが出来ます。

電球や蛍光灯だとあとから色までも調整しないといけなくなるので、やはりスピードライトがおすすめなんです。

カメラの目と人間の目の違い

人間の目は恐ろしいほどダイナミックレンジが広く、映像機器では太刀打ち出来ません。

フィルム時代にはポジフィルムというネガ反転しないフィルムがあったのですが、そのフィルムでも人間の目には追いつきません。

ライティングを決める時には目で見てほとんど影が見えない状態でも、デジタル画像にするとけっこうな影がクッキリと映し出されてしまいます。

まずはレフランプ次代のライティングにちなんで、白熱球でのライティングを実践してみれば光と影の感覚がつかみやすくなると思います。

そこにある光(環境光)を利用して影を表現する

そもそもストロボやレフランプと言ったライティングの器具は、太陽光を擬似的に作り出すことで暗い室内での撮影を出来るようにしたもので、本来は太陽光などを利用してライティングするのがマストだと思っています。

物撮りなどで最初に練習するべきは朝の食事風景などのテーブルフォトで、レースカーテンごしに被写体に光をあてて撮影する練習を初めてみると色々発見があると思います。

冬の時期であれば太陽高度が低いから室内まで光が届いていますからね。

そのままだと影が濃く出すぎるのでレフ板などで光を返して影を削るのを忘れずに実行しましょう。

自分で光を表現するのがストロボライティング

上記でも説明していますがライティングというのは光を上手く操って、影をコントロールすることで表現ができます。

影を濃くすれば硬いイメージになり、影を薄くして明るめの画像にすることでふんわりと柔らかいイメージの写真にすることが出来ます。

特に日本人は瞳の色も濃いし、昔から暗い室内で生活していたことから遺伝子レベルで明るさを求めていると言われています。

だから暗いイメージの画像には嫌悪感をいだき、明るいイメージの写真に惹かれるという習性があります。

また嫌悪感だけではなく、暗めに現像することで荘厳(そうごん)だったり、威厳(いげん)を持たせることも出来てしまいます。

それくらい光と影のイメージというのは大切で、街を歩いている時でも『今この瞬間にシャッターを切ったら、、』とイメージしながら歩くことも大切です。

とにかく失敗と成功を繰り返すことで、自分の中のライティングをイメージ出来るようになることで、写真の魅力をもっと引き出せるようになりますから、常にイメージトレーニングをしながら生活しましょう。

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