このレンズは見た瞬間にホレましたが、遊びで買うには少々お高いです。
しかし、伝説のレンズ『ペッツバール』の再来とあっては、見て見ぬふりはできませんでした。説明するのは難しいのですが、ボケがグルグルなんです。
Petzval 58 Bokeh Control Art Lens
真鍮製のレンズボディが目を引きますが、このレンズはただかっこいいだけじゃなく、そのボケ味に最大の特徴があります。ペッツバールレンズ特有のぐるぐるボケをなんと7段階で調整できるんです。
『ぐるぐるボケ?ん゛ん゛?』
となった方は写真を見ればすぐに欲しくなるかもしれません。
ペッツバールレンズとは
1840年、ジョセフ・ペッツバール博士の手により発明された伝説のレンズで、通常のレンズボケはピントが合っていない部分が、溶けるようにぼやっとなっていきますが、ペッツバールレンズは中心部から外側へ向かうにつれて、ぐるぐると回転するようにボケていきます。
今回紹介するNew Petzval 58 Bokeh Control Art Lensは、ペッツバールレンズ特有のぐるぐるボケをコントロール出来るように、新開発されたレンズなんです。
購入できるレンズマウント
ロモグラフィーオンラインショップより引用
購入できるマウントは限られていますが、公式で準備されているマウントアダプターもあるので、ほぼ全てのカメラで使うことができます。
レンズのマウントは2種類
- CANON EFマウント
- Nikon Fマウント
マウントアダプター
- Canon EFマウント→Fujifilm Xマウント
- Nikon Fマウント→Fujifilm Xマウント
レンズとマウントアダプターのセット
レンズはEFマウントのものとFマウントがあり、セットになるマウントアダプターに種類があり、セットは全部で6種類あります。
- Sony Eマウントのセット
- マイクロフォーサーズのセット
- FUJIFILM Xマウントのセット
Petzval 58 Bokeh Controlのデメリットなど
Petzval 58 の注意点(デメリット)
このレンズは中心部から離れるにしたがって解像しなくなります。
普通のレンズの感覚で使ってしまうと、周辺部にある被写体は軒並みボケてしまい、基本的に日の丸構図となってしまいます。
しかし、そのボケ味は独特でなんとも言えない味を出します。クリエイティブなイメージの強いペッツバールレンズですが、日常使いや街撮りスナップなどに使っても面白いかもしれません。
Petzval 58を一眼動画に使えばさらなる可能性が
もちろん一眼動画でも使えますし、普通の描写に飽きちゃった方や、大学の映研などでも活躍できるレンズのスペックは十分にあります。
購入するには清水の舞台から飛び降りるくらいの気合がないと難しいかもしれませんねw
だって価格が96,120円しますから。。。。
どこで購入できるのか
ロモグラフィーオンラインショップにて購入できます。
Petzval 58 Bokeh Controlはamazonや楽天では売っていないので、ビックカメラかすなおに公式オンラインショップで購入しましょう。
公式サイトはこちら→ロモグラフィーオンラインショップ