ツイッター上でも話題になっていましたが、以前から業績不信の噂が絶えないニコンカメラ事業の救済に、富士フィルムの名前が浮上しています。
情報掲載先は、選択という情報誌のネット版で、『「ニコン救済」富士フイルムが浮上』というタイトルで掲載されていました。
ニコンのカメラ事業が身売りされるのか?
わたし個人の感想から述べさせてもらうと、『無い』と言えます。
理由は至極かんたんなことで、光学技術というのは軍事転用が可能で、キヤノンとニコンは世界的に見ても有力企業なんです。その光学技術を国外(以前噂になったのは中国と韓国)へ持ち出すなんてことは考えられません。かと言って業績が悪いのも確かなようで、最近のニコンはカメラも売れづらくなって、カメラ事業そのものが苦しくなってきています。
富士フィルムが出資する意味
なぜ富士フィルムの名前が出てきたのか。
富士フィルムとニコンの関係は良好な気がします。デジタル時代になってからFinePix Sシリーズでニコンボディも使っていますし、今後2社の技術提携でもあればキヤノンに対抗できる可能性もあると思います。
富士フィルムにはフルサイズ一眼レフがありませんし、ニコンにはAPSミラーレス一眼がありません。さらに富士フィルムはGFXという中版一眼も出しているので、お互いに得るものは多いのではないでしょうか。
この2社が業務提携して、レンズマウントを共通化してくれれば、フィルムを交換するようにセンサーの違いを楽しむことも出来るし、良いことずくめな気がするのですが、いかがでしょうか?
ニコンと富士フィルムの協業は楽しみなんですが、実現するのでしょうか。