フォトキナ2016でCAMERA JABBERが、ニコンのプロダクトマネージャーにインタビューをした際に、『ニコンがフルサイズのミラーレスカメラを検討しているのではないか?』と感じたそうですが、今回のフォトキナでフジフィルムから中判ミラーレスカメラシステム『GFX 50S』が発表されたので、本格的にフルフレームミラーレス市場に新機種を投入するかもしれませんね。
Nikon1終焉の噂を否定している
このインタビューで、Nikon1がここ一年ぐらい新機種を更新していないことについて言及していて、ニコンの回答はモデルのライフサイクルが伸びたことを上げていて、Nikon1の開発が中止されているとの噂を否定していたが、たしかにNikon1 J5が発売されてから約1年たちますから、Nikon1のファンは少し不安になるかもしれませんね。
しっかりと否定されているようで、ニコンはまだまだ1インチセンサーの市場動向を調査しながらの開発を続けているようで、Nikon1の需要と市場からの要望を検討しながら、新しいチャレンジを続けていくようです。
Nikon1の高倍率ズームの特許出願
また、Nikon1の新しい高倍率ズームレンズの特許も出願しているので、そのあたりからも開発が継続しているのが伺えます。
このレンズは、2017年開催のCP+での登場が予想されていて、おそらくNikon1 J6と同時に発表されるのではないでしょうか。
レンズの焦点距離は、35mm換算28-280mm f/2.8-4と24-300/f2.8-5.6で、旅行などはこのレンズ1本あれば十分な感じがするので、発売がまたれます。
Nikonはフルサイズミラーレスも検討している
Nikonは、CANONのEOS MシリーズやSONYのアルファシリーズの市場動向にも注目していて、Nikon1とは違う形でのミラーレス一眼カメラを検討しているようで、Nikonがフルサイズの発表に踏み切ればおそらくCANONも黙ってはいないでしょうから、CANONオーナーの私としては、ぜひともNikonに頑張って開発をしてもらいたいと思っていますが、以前にCANONの中の人が『Mシリーズのマウントにはフルサイズセンサーは搭載できない』とか言っていたようなきがするのですが、特許回避が得意なCANONですからきっとなんとかしてくれると思います。
フジフィルムがミラーレス市場にとんでもないものを投入してきたので、ミラーレス市場はこれから活発に動き出すかもしれませんし、以前噂にあったCANONの中判デジカメの噂が本当になったら面白いかもしれませんね。