思ったより早い登場ですが、SONY熊本工場は震災から復帰したということなんでしょうか?そうなのであれば大変喜ばしいことです。
被災された方達は大変だったことでしょうが、見事乗り切って私たちに新製品を届けようと、奮闘してくださっているのだろうと思うと頭が上がりません。
さて、記事タイトルの通りオリンパスのフラッグシップモデルであるOM-D E-M1 Mark IIが正式に発表されました。
オリンパスのフラッグシップミラーレスカメラOM-D E-M1 Mark II公式発表
しかしこのE-M1 Mark2ですが、さすがにフラッグシップだけありスペックは物凄いことになっています。
ミラーレスと侮るなかれ、AF/AE追従でなんと秒間18コマの連射を実現しており、AFポイントも121点オールクロスセンサーを採用し、ファインダーの中にまんべんなくAFポイントが散らばっているため、構図の自由度も大変高くどんなシチュエーションにもオールマイティーに対応できるカメラに仕上がっています。
しかし秘密はコレだけではないんです。新開発の画像処理エンジンの『TruePicⅤⅢ』や像面位相差AFを可能にした、新開発2037万画素のLive MOSセンサーに加え、さらに進化した5軸手ブレ補正を搭載して高速でかつ正確に被写体を捉え続けることだけに目標をかかげ、ついに実現させたのが今回発表されたミラーレス一眼のフラッグシップモデルであるOM-D E-M1なのです。
さて、気になる価格ですがもうすでに予約が始まっているようで、そのスピードからも注目度の高い製品だということが伺えます。
- カメラのキタムラオンラインショップ:税込211,890円
- オリンパス公式オンラインショップ:税込表示なし235,440円(まだ予約は始まっていない)
- ヨドバシカメラオンラインショップ:税込235,440円(10%ポイント還元)
- amazon:現時点ではまだ商品ページはありません。
以前の噂
以前の噂では、ソニー熊本工場が被災したことにより、発表と出荷両方共スケジュールに遅れが出ているとの噂が出ていましたが、ソニー熊本工場の方達のお陰なんでしょうが、こうやって思ったより早く登場したのもクリスマス商戦が近いから、すこしでも早く認知度を上げておきたいというオリンパスの思惑もあるのでしょう。
しかし、スペックを見る限りではとてもじゃないけど今までのミラーレス一眼のイメージを、『良い意味で払拭しているなぁ~』というのが率直な感想です。
今までのミラーレス一眼は、まだまだスピードを上げられそうな余力を残しての商品展開だと感じられましたが、今回の製品では出し惜しみすることなく、ミラーレスカメラの底上げを図ってきた印象も受けました。
とにかくミラーレスカメラのこれからの方向性を見た気がします。
ただ1点、軽くて小さいことによる恩恵ばかりではなく、小さいからこそ超望遠域になるとバランスが悪いのが気になりますが、広角~スナップ~中望遠域までであれば、間違いなくおすすめ出来る製品の1つであることには違いがありません。