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PC NIKKOR 19mm f/4E EDとAF-S 70-200mm f/2.8E FL ED VRが発表され、発売日も決まりました。

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ついにニコンが、フローライトレンズを採用したAF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8E FL ED VRと建築やインテリアの撮影に威力を発揮するPC NIKKOR 19mm f/4E EDを、正式に発表しました。

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PC NIKKOR 19mm f/4E ED

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高い光学性能と多様な撮影意図に応える機能性を両立した超広角PCレンズ

建築物やインテリアの撮影に最適な焦点距離19mmの超広角PCレンズ。従来のレボルビング機構に加え、シフトとティルトの作動方向を平行から直交まで自由に設定できるPCレボルビング機構を新たに搭載。また、シフト位置をなめらかに微調整可能でロック操作が不要なシフト機構により、アオリ撮影時の操作性も向上しています。画像周辺部までの高い解像力と優れた像面の平坦性を実現し、超広角で捉えた画像のすみずみまで精細に描写。さらにナノクリスタルコート、フッ素コートも採用。優れた光学性能と多様な撮影意図に応える機能性で、都市景観の撮影やファインアートの創作など、アオリ撮影による表現の幅を拡大します。

  • 発売予定日:2016年10月28日
  • 希望小売価格:410,000円(税別)
  • ニコンダイレクト価格:398,520円(税込)

ついにニコンから、キヤノンのTS-E 17mmに対抗できるレンズが発表されました。

このレンズは、建築関係の写真には欠かせないレンズで、その用途に特化していると言っても過言ではないと思っています。

PCレンズは、シフトやティルト機能を使っての『煽っての撮影』が出来るレンズで、昔は大判カメラの独壇場だったのですが、キヤノンのTS-Eレンズを発端に、35mm一眼レフカメラでも建築写真の撮影が出来るようになってきました。

通常のレンズより、イメージサークルが大きいのと、歪みが少ないのと超高画質なのが最大の特徴と言えるでしょう。

PCレンズは、商品撮影や建築写真を得意としたレンズなので、基本的にディストーションフリーなので、そこらの高級レンズ顔負けの高画質な写真を吐き出します。

ただ、このレンズがすべてのニコン一眼レフで使えるかというと駄目なようです。以下にニコンサイトより引用します。

・D5、D4シリーズ、D3シリーズ、Df、D810シリーズ、D500は制限なしで使用できます。それ以外のカメラでは、シフトおよびレボルビングの組み合わせによっては、レンズとカメラボディーが干渉して操作が制限される場合があります。

・電磁絞り非対応のカメラ(D2シリーズ、D1シリーズ、D200、D100、D90、D80、D70シリーズ、D60、D50、D40シリーズ、D3000、およびフィルム一眼レフカメラ)、またFT1を装着したNikon 1シリーズでは使用できません。

最近のニッコールレンズは、電磁絞りを採用しているために、電磁絞り非対応のカメラでは使用することが出来ません。しかし、それは古いボディーのことだけで、近年発売しているボディーなら、電磁絞りに対応しているので、その点では問題ありません。

問題はティルト・シフトの操作の方で、このレンズはレボルビングといって、レンズのボディーとマウントの接続部分が回転出来るようになっていて、ティルト・シフトとレボルビングを組み合わせた時に干渉するカメラボディのことは以前から問題になっていました。

D800以前に発売したカメラと内臓フラッシュが付いている製品に、干渉の恐れがありますから、心配であればニコンに問い合わせてみるのもいいかもしれませんが、PCレンズを使用している方達がいぜんから問題視しているので、ニコンが公式にアナウンスしているボディを使うのが得策です。

もし自分の持っているカメラが干渉しても、ニコンには責任がありませんから、自己責任のもと行ってください。

AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8E FL ED VR

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機動性と卓越した光学性能を高次元で両立した、大口径望遠ズームレンズ。

機動性と優れた光学性能を高次元で両立した開放F値2.8一定の大口径望遠ズームレンズ。防塵・防滴構造とフッ素コートの採用による耐候性とレンズの軽量化により、ハードな撮影環境でも高い機動力を発揮。手ブレ補正効果4.0段※1(CIPA規格準拠)のVRモードには、動く被写体を追いやすい[SPORT]モードも搭載。電源投入直後のVR性能の大幅向上※2、不規則に動く被写体へのAF追従性の向上、電磁絞り機構による高速連続撮影時でも安定した露出制御など動体撮影のための最新テクノロジーを搭載しています。また、最短撮影距離が1.1mと短く、クローズアップ的な表現も可能。さらに、ホールディング性の向上や4つのフォーカス作動ボタンなどの装備によりスムーズな操作性を追求しています。蛍石レンズ、高屈折率レンズ、EDレンズ、ナノクリスタルコートの採用で画像周辺部まで卓越した描写性能が得られます。

  • 発売予定日:2016年11月11日
  • 希望小売価格:332,500円(税別)
  • ニコンダイレクト価格:323,190円(税込)

このレンズも、手ブレ対応し始めてから3代目のレンズで、Ⅲと名前が付いていないのは、今回ニコンが望遠ズームにフローライトレンズ(蛍石レンズ)を初採用して、その第一弾のレンズとして販売開始するにあたって、新しい名称のFLを冠しているので、シリーズレンズではなく新しいレンズとして発表されました。

広角ズーム、標準ズーム、望遠ズームのf2.8のシリーズは、巷では大三元ズームと呼ばれ、各社プロカメラマンたちにも使ってもらえるようなレンズにしあげており、最も力を入れて開発しているレンズなので、当然高画質ですから、シリーズのレンズで移りに満足が出来ない場合は、単焦点レンズで揃えるしか方法はありません。

新たなVRモードのSPORTを採用

超望遠レンズで定評がある、VR(手ぶれ補正)にSPORTが追加され、最高速での連続撮影時でも手ブレ補正により、安定して被写体が追えるモードになっています。

手ぶれ補正は、約4段分あるので、望遠撮影に不慣れなかたでも安定したファインダー像が提供されます。

 

両レンズ共通

やはりフッ素コートが最強なんですかね。

動画を見ましたが、こんな動画を見せられたら手持ちのレンズすべてにフッ素コートを施工してもらいたくなってきます。

フッ素コート プロモーションムービー

この動画を観ると、レンズコーティングの重要性が分かります。このコートの有無だけで、レンズを汚れから守る事ができるので、今後発表されるレンズにはすべてコーティングしていただけると有りがたいですね。

まとめ

いやぁ~ついに発表されてしまいました。

おそらくこのレンズが開発された背景としては、D810後継機が7,000万画素の高画素機になるなんて噂もありますから、このタイミングで発表されて、CP+でカメラが発表なんて計画だと思っています。

どちらのレンズもMTF曲線を観る限りかなりの高画質で高画素に対応出来るでしょうから、D810後継機の高画素説の裏付けとも言えるのでは?

Nikon D810後継機(D900・D850・D820)は驚愕の7000万画素でAF 153点で発表?ニコン

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